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Sunday, January 27, 2019

観光の世界歴史


観光の世界歴史
近年、中国からのインバウンド数が急激に増えている。2000 年では 35.1 万 人であった訪日中国人数が、2004 年では 61.6 万人と急激に増え続けている(9)。 特に、観光客という枠で限定すると、2000 年は 4.5 万人であるが、2004 年で は 18.9 万人と四年間で 4 倍以上増えている 11 。そして、その時期は中国の高 度経済成長期にあたる。また、日本が 2000 年 1 月に中国国家旅遊局(CNTA) の渡航先国に承認され 12 、9 月から団体観光旅行者へのビザが発給されたこと もあり、訪日中国人数の増加を後押ししている。
さらに、図-2 を見るとわかるように、訪日旅行者数(インバウンド数)は、 韓国、台湾、中国、香港のアジア 4 ヶ国と、アメリカを入れた 5 ヶ国で全体の 約7割を占めていることがわかる。しかし、その 5 ヶ国の中で図の伸率の推移 から考えると、韓国、台湾、米国、香港が低迷している中、中国の伸びだけが 著しい。2003 年は SARS の影響で各国落ち込んだものの、翌年 2004 年には伸 率 97.6%と中国だけが桁外れな伸率を見せたのである。つまり、訪日外国人旅 行者数を 613 万人と過去最高にし、成功しているようにみえるビジット・ジャ パン・キャンペーンであるが、実際は中国の急速な経済成長と中国における日 本の団体観光旅行解禁が要因と言える。
近代観光史はイギリス人トーマスクークにより、現在のトーマスクークグループイギリスのJTBでもある。

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